法人向けのレンタルサーバーは何を比較したらいいのか

法人向けのレンタルサーバーといっても、さまざまな種類が存在しています。複数の種類があることで、どのような基準で選んだらいいのか迷ってしまう方もいるでしょう。そこで法人向けのレンタルサーバーの比較ポイントを整理し、1つずつ確認していくことが大切です。

項目を1つずつ確認していくことで、状況に合わせたレンタルサーバーを選びやすくなります。

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法人向けと個人向けの違いを知る

比較してレンタルサーバーを選ぶ前に、法人向けと個人向けで何が異なるのか理解しておくことが大切です。

同じレンタルサーバーでも、法人向けのものと個人向けのものとで比較すると、セキュリティレベルに違いが見られます。顧客のデータや従業員のデータなど、法人は多くの個人情報を扱います。情報が流失すると大きな損害になることから、法人向けのレンタルサーバーはセキュリティが高く設定されているのです。

セキュリティの高さに加えて、機能面が充実している法人向けのレンタルサーバーですが、個人向けのものより料金は高くなります。

利用目的に合わせて選ぶ

同じように法人向けのレンタルサーバーを選びたい場合でも、どのように使うかは状況によって異なります。会社のサイトを作りたいという場合もあれば、ショッピングサイトや動画サイトを作る目的でサーバーが必要な場合もあるでしょう。

特に動画サイトの場合には、容量が少ないと快適な環境で利用できません。快適な環境で利用者が会社のサイトなどを使えるようにするためにも、レンタルサーバーを使う目的に合わせて、最適な容量や転送量を比較して選ぶことが大切です。

サーバー環境の確認も必要

レンタルサーバーを利用するとき、サイト公開のみを目的にしている方もいれば、プログラミングが必要なサービスをサーバーに載せる場合があります。プログラミングが必要なサービスをサーバーに載せたいときには、「LAMP環境」などのサーバー環境にも注目しましょう。

サーバーに載せたいサービスや必要な環境を考慮して選ぶことで、状況に合わせたサーバーを選択しやすくなります。

レンタルサーバーの種類に注目しよう

レンタルサーバーには、共用サーバーと専用サーバーの2種類があることを知っていますか。共用サーバーは1つのサーバーを複数のユーザーが使うことで利用料金を抑えられます。管理やメンテナンスも管理会社に任せられますが、ほかのユーザーの利用状況によってはサイトが重くなる可能性があります。

一方の専用サーバーは、1つのサーバーを独占して利用できます。共用サーバーよりセキュリティが高く、負荷がかかりやすいサイトでも安定して利用できます。ソフトウェアのインストールや設定の変更なども自由に行えます。

自由度が高い一方で、専用サーバーは管理は自分たちで行う必要があるので注意しましょう。2つのサーバーの違いを考慮して、目的に合わせて比較することが大切です。

安定性や速度の確認が大切

会社のサイトを作成するためにレンタルサーバーを利用したものの、サーバーが安定していないと、サイトの表示に時間がかかってしまいます。特にネットショップを経営するためにサーバーを利用するとき、サイト内が重いと消費者が商品を購入するのを辞めてしまうかもしれません。

ビジネスチャンスを逃さないためにも、安定性の高いサーバーを選ぶようにしましょう。そして安定性に加えて、速度に問題がないかという点も比較してレンタルサーバーを選ぶことが大切です。

気になるレンタル料金の問題

起業したばかりの会社であれば、少しでもランニングコストを抑えるのは大切なことです。そのためレンタルサーバーを利用するなら、費用を比較して選びましょう。実際にどのくらいの費用がかかるかは、セキュリティレベルやサポートの内容などによって違いがあります。

契約後は変更が難しいため、最初にしっかりと比較することが大切です。また小規模の事業で費用を抑えたいなら、個人向けのサービスを選ぶという選択肢もあります。法人向けのほうがセキュリティ面や機能が充実しているものの、個人向けのものでもセキュリティに力を入れていて比較的機能が多いサーバーも見られます。

状況や予算に応じてレンタルサーバーを選びましょう。

必要なセキュリティレベルを考える

法人向けのレンタルサーバーの費用に大きく関わるポイントの1つが、セキュリティレベルの高さです。セキュリティレベルが高いレンタルサーバーほど、料金が高い傾向があります。レンタルサーバーのセキュリティレベルを探るために、SSL証明書のチェックが必要です。

SSL証明書には、安価で利用可能なドメイン認証のほかに企業認証やEV認証があげられます。個人情報を入力するネットショップなどの場合には、費用が高くなってもセキュリティレベルの高い企業認証やEV認証を採用しているレンタルサーバーを選ぶことが大切です。

セキュリティ機能は有料オプションになっていることもあるので注意しましょう。

自動バックアップ機能はあるのか

操作ミスやサーバーのトラブルによって、サーバーで管理されているデータが消えてしまうこともあります。このとき自動バックアップ機能があれば、何らかの原因で消えてしまったデータの復旧が可能です。同じ法人向けのレンタルサーバーでも、バックアップの頻度や保存期間は異なります。

バックアップの頻度はどのくらいがいいのか、何日保存してくれるサービスがいいのか状況に合わせて選ぶことが大切です。自動バックアップ機能は有料オプションに設定されている場合もあるため、料金と合わせて機能について考えていきましょう。

サポート内容を確認しよう

安心して利用できる法人向けのレンタルサーバーを選ぶためには、サポート体制の比較が欠かせません。気をつけてレンタルサーバーを使っていても、サーバーが落ちるなどのトラブルが起きる可能性もあります。トラブルを防ぐことも大切ですが、トラブルが起きたときにどのような対応をしてもらえるのか確認しておきましょう。

24時間体制でサポートに対応している業者もあれば、電話やメールでの対応時間が限られているケースも見られます。またメール対応のみの場合、返信が届くまでに時間がかかるケースもあるため注意が必要です。

さまざまな視点からレンタルサーバーを比較しよう

法人向けのレンタルサーバーの比較ポイントには、料金のほかにも安定性やセキュリティレベル、サポート体制などがあげられます。実際にどのようなレンタルサーバーが適しているかは、利用する条件によって違いがあります。

まずは利用目的を整理したうえで、どのような条件のレンタルサーバーが適しているか比較して選ぶことが大切です。